2013年09月08日

嵐のように毎日が萌えていた!

□年末まで気づいたらあと4ヶ月ですよ!


九月です。学生は2学期が始まって大学生はまだ休みだったりして社会人またはニートの方はいつもと変わらない日常を迎えていると思います。しかし時は残酷に過ぎていくものであと4ヶ月もすれば今年は終了してしまいます。まあほんとはそういう考え方はよろしくないんですけどたまにカウントダウンしておかないと時間感覚なくなっちゃいますしね。。ま、ともかくテンプレですけど後悔のないように時を過ごさないといけないですね。

さて世間は五輪やら何やらで盛り上がったり宮崎駿さんの引退宣言なんかもあったりしてます。個人的には少しやりたいことが出来そうな期間なのでまた色々画策しながらサークル活動なんかもしていきたいなあと思ってます。まあ前々から述べてる通り、ボーパラとボーマスの参加とか、音源とかシーケンサの一新なんかをやりつつ。まあそれをしながらも曲は月一ペースで作っていければいいかなあと。あとは作曲したものをニコ動に乗せるというあれを確立しないととは常々思ってますがとにかく動画作成してくれるかた募集中ですのでこんなへっぽこな曲でも動画作ってやるよ!って方は是非ご一報を!一枚絵に歌詞つけるだけでもいいので!


□第二十五回「時には昔の話を」

てことで駿さん引退記念に飛べない豚系男子の映画を地上波でやってたらしいのでちょっと便乗しようかと思います。そのEDで使われた時には昔の話をという曲。ジーナさん役の加藤登紀子さんの作詞曲です。加藤さんがどんな人か少し知っているとこの曲が作られた背景なんかもわかってくるかもしれないので少しだけ。この人東大卒なんですが、学生運動が盛んな時に丁度その時を過ごしていて、色々あって学生運動主導者と獄中結婚してたりするんですね。なので60代くらいの方はこの人を色眼鏡で見るようなこともあると思います。今でもあるところから監視の目は向けられたりしてるとかしないとか。加藤さんの作曲方面では石原裕次郎やら中森明菜やらに曲提供してたり、また歌手としてはカーネギーホールで歌ったこともあったり最近はフジロック他アラバキなんかのロックフェスに出演したりしてまあ精力的に色々やってる人です。夫の影響もあって今は千葉で農園とかも開いてるみたいですね。

という非常に波乱万丈かつパワフルな人生を歩んでる方なわけで、そういう背景を知った上でこの曲の歌詞を見てみるとああなるほどねえ、ってなんとなく納得できそうですね。もちろんこの曲事体に何か背景を引っ付けたわけじゃないんでしょうけど。そしてこの曲の編曲は菅野よう子さんなんですね。なんというか要所要所で必ずこの名前が現れる。全く恐るべきひとですな。。曲後半のストリングスはまさに菅野さんのやーつってことがわかると思います。原曲は時代を感じる808系ドラムとか純粋に使った打ち込みバンド系バラード曲だったりします。

さて、曲はピアノの弾き語り。前奏AメロBメロサビ間奏AメロBメロ間奏AメロBメロサビ後奏なオーソドックス構成。前奏は非常に柔らかい旋律。F(A#)FA#FでDmから倍速で(C→Cのド#→A#→A#のラ#→シ)でC。なんかこの前ピアノレッスンでsusとかオーギュメントとか習ったのでそういうので表記するとちゃんとしたコードで表せると思うんですがそれを探すのがめんどいので割愛。。なんとなくわかってもらえると信じてます。。とりあえずこの半音上げ進行がこの前奏のミソですね。

曲はFベースで、Aメロはそっからのカノンコード進行です。でも所々sus4的なとこがあってオシャレ感があります。BメロはAで「見えない〜」からDmAmDmAmA#GCって感じです。ここから力強さが徐々に入ってきます。サビはA#CADmA#GmCF的な感じです。一番は特に声の力の入れ具合が絶妙ですね。ピアノ事体はまったりなんですけど声で曲の抑揚を調整してる感じです。二番からはストリングスが入って分かりやすくパワーを感じるような展開になっていきます。で、そのあとの間奏が菅野節全開。ストリングスメインで涙腺を刺激する盛り上げ方。A#CDmとかそういう感じですがもっと細かいやつです多分。旋律が複雑で文字にするのが面倒なので割愛。。そこから一気にピアノソロなAメロで落としてそこからBメロでストリングス復活して柔らかめのサビ、そしてエクスプレッションのある後奏で終了。完成されてますねえ。

やっぱり加藤さんの声がとにかく静かに燃える炎を感じるようで、内にみなぎる力を感じるビブラートが曲を際立たせてますね。ボーカルには強めのリバーブかけてるけどそれで丁度いいくらい。菅野さんは結構強めにエフェクトかけたりしてることありますしね。あとは原曲からこのアレンジに持っていく菅野さんのセンスですかねやっぱり。原曲はもっと若さを感じる曲ですが、このバージョンはもっと時代を経て振り返ってるような作りですね。すごく加藤さんのボーカルを活かすアレンジで、ピアノやストリングスはその抑揚のヘルプに徹してるような。個人的には中盤のストリングスをとっぱらってみても面白いかなあとは思ったりしますけど曲のバランスは悪くなっちゃいますかね。


加藤登紀子さんの生き様という背景もあるんでしょうけど、この曲はギターやバンドサウンドではないけどすごくエモーショナルでロックを感じます。矢野顕子さんの曲とかもそんなテイストがあるかと思いますが皆様はどう感じるんでしょうか。
posted by shinjibtd at 15:56| Comment(0) | 日記
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