2015年10月18日

ボーカルのエフェクトと重ね具合。

□難しい話はわからないけど。

ボカロPの作曲工程の一環としてボーカルパートの作成があります。まあボカロなんだから当たり前なんだけども。。パートを作ったら調教作業があります。ここが結構重要な作業なんですね。ボカロエディタでかなり神調教しちゃう人もいるんですが、相当大変な作業かつセンスもいるのです。まあ最近はボカロ自体進化してるのである程度ほっといてもいい感じに歌ってくれますが。で、大体みなさんある程度ナチュラルに聞こえるところまで調教したら、あとは外部エフェクトで曲とマッチするエフェクトかけてミックスするんじゃないかなと思います。

正直、このあたり詳しい話はわからないんですが、最近のエフェクターは優秀だし、プリセットでも十分使えるようなものばかりなんじゃないかと思います。個人的にはダイナミクス系のエフェクトでぼやかしたりするのが好きですが、例えば歪み系を使ったりして敢えて面白くしたり、テクノ打ち込み系だとオートチューンでケロケロさせたりしてますね。ボカロのいいところというか、ボカロは人間ボーカルと違って思いっきりエフェクトかけてサンプリング的な使い方しても全然構わないあたりがちょっと面白いな、なんて思ったりしてます。実際そこまで作りこんでないのであれですけど。。とにかくいろんなエフェクトかけると面白いのです。。皆さんもボカロで遊ぶ機会あればぜひ色々やってみてください。あとボカロPの人は自分にレクチャーしてください。。

□声を重ねる

ちょっと前から思ってることなんですが、ボーカルを色々編集するようになったのっていつ頃からなんだろう。この辺詳しくわかんないんでまた時間あるときにしっかりググってみたいと思いますが、古いところだと、ジョンレノンのアルバムなんかは結構空間系のエフェクト強めにかけてますよね。ロカビリーなボーカルは昔からリバーブディレイ強めなイメージですがそういう流れなのかな。

で、80年代90年代になるとポップな音楽にはコーラスパートが上下にいっぱいひっついてくるようになりますね。同じ人の声を重ねるって当時はなかなか斬新な発想だったと思うんだけどどうなんだろう。テクノな音楽がポップに台頭してきたからなのか、そういう技術が進化してきたからなのか、今ではポップな音楽には当然のようにバックにガッツリと上下3度とか4度のコーラスが入ってますね。それぞれきちんと録ってるのかどうかはわからないですが、ボーカルキャンセルした音源を聴いてみるとよくわかるかと思います。

□最近の音楽は。

そんなこんなで進化の時代を経たDAWな現代は、そういったエフェクト+声を重ねるってのをさらに楽曲全体のエッセンスにしているというか、ボーカルも楽器の一つとして、エフェクトをかけ、パートを増やして、ミックスしてるわけです。まあやりすぎるとライブとかどうするの?って問題が出てきますが、今はライブでも機材通せばかなりいろんなこと出来るし、実際録音したボーカルパートを小さめに重ねて流すだけで補正コーラス効果とか、最近のアイドル系のライブだとよくやってるんじゃないかなと。

ロックな音楽もSUM41とかのコアパンク系あたりの流れから最近はコーラス強めにかける風潮がある気がします。まあギターとかのミックスも最近はハードかつ低音をうまい具合に抑えたEQとかしてるので、それにこういったエフェクトかけたボーカルがうまいこと合わせられるんだろうなあと勝手に思ってます。。で、さらに昨今ではピコリーモ系の音楽とかシンセをプラスしたロックも流行ってるので、オートチューンされた声も入ってきたりしてます。まあエフェクトかけすぎるのは昔から好き嫌いの別れるところではありますが、テクノシーンやボカロ文化も台頭してきている時代ですし、こういうあたりを気にして音楽を聴いてみるのも面白いんじゃないかなと。

最後に、こういうエフェクトや重ねがよくわかる前期やってたアニメ、オーバーロードのOP「Clattanoia」のご紹介。オーイシマサヨシ作曲、Tom-H@ck編曲のまさにピコリーモ系な曲です。ハードでノリもいいけど聴き易さもある造り、さすがセンスありますな。。全体にオートチューン強め、3度上(たまに下)のコーラスが結構強めに入ってますね。Aメロはオクターブ上のコーラス、Bメロはオクターブ下のコーラスを強調することで、パートごとの輪郭をはっきりさせてるあたりがそれぞれのロックが感出ていてまた上手いなあと思います。ご興味ある方はぜひご一聴を!
posted by shinjibtd at 13:02| Comment(0) | 日記

2015年10月07日

ロックとポップと。

□ロックっぽさってなんだ。

ちょっと間が空いてしまいましたごめんなさい。相変わらず土日は色々あったりなかったりしてまして。。というか9月は結局休日引きこもってることがほぼなかったよ!リア充でもないのにどうなってるんだ一体。。

前にもちょこっと書きましたし、ニコ生でたびたび口にしてますが、最近演奏する方にも力を入れておりまして、某コピバンさんに参加させてもらったりしてまして。そっちのほうに注力したり時間かけたりしてるわけです。今まで知らなかったバンドやギターや他の楽器のことを色々と目の当たりにできたりして色々勉強になったりしてるわけです。そしてその発表会が10/3に丁度あったわけです。なので少し10月以降は落ち着けるかな、なんて思ったりはしてます。はい。曲創ります。。

さて、その10/3の時には某B'zの曲にシンセで参加させてもらったわけで、リーダーの方に自由にアレンジしてくれていいと言われたので、自分なりに(弾きやすいように。。)アレンジしました。というかもともとシンセパートがないものもあったので。最初は一応原曲に忠実に、という形にしたところ、リーダー様からもっとロックっぽくというアドバイスを受けたので、もう一度ロックっぽくアレンジをして、仕上げて完成させていったわけです。元々ギターメインの曲なのでシンセはカサ増やしみたいな役割でしたが。。

で、ロックっぽいアレンジってなんだ、ってことですが、自分が思うにノリを活かしたシンプルで骨太な構成、を目指すことじゃないかなと思うわけです。なので、ルート音ベースに強力な最近流行のギター音によく合うsaw系の音をシンプルに。足りないところはオクターブで盛り上げる、って感じにしたわけです。ロックな音楽に重要な要素の一つがリズム。もう一つが音の重厚さ。この組み合わせがいろんなロックのジャンルになってると思います。勿論もっと特殊なロックや、歌詞、精神的なロックみたいなものもあるのであれですが、今回はいわゆる一般的なロックミュージックについてってことで。。

□ポップさってなんだ。

心を揺さぶる音、リズム。それを最大限に生かす構成。そういうのを突き詰めると結局ルート音であり、倍音であり、ルート音と相性のいいパワーコードなわけです。逆にポップさって何かっていうと、楽曲に色々な装飾がしてあって、煌びやかな感じにすることなんじゃないかなって思います。イメージ的にはクリスマスの飾りつけのような、見た目綺麗で可愛かったり、美しかったりする感じですかね。音で言うと、高音で鳴るシロフォンとか、鮮やかな背景のようなストリングス、リズムにもキックとスネアだけじゃなくて、金属系の音や、それ以外にもいろんな打楽器の音を足したり、シンプルな8ビートじゃなくて、少しおしゃれ感のある16ビートとか、シャッフルビート、とにかく不協和にならないようにいろんな音を重ねていって、逆に軽快さを生み出したりする方向性。たぶんそれがポップさじゃないかなと。

音楽に優劣があるわけじゃないっていつも言ってますが、優劣じゃなくて単純に構成や弾く難易度を考えると、基本的にはポップ方面のほうが複雑で難しいと思います。勿論ロックもスピードを突き詰めてたりするので一部極端に難しい箇所があったりしますが、曲の構成はたぶんロックは大体シンプルです。っていうとプログレ派の人とかに怒られちゃうのですが、それは例えば蛾と蝶の違いを述べてる時に、とまってる時に翅を広げてるのが蛾だっていう主張に対してそうじゃない種類の蛾もいるんだ!っていうマイノリティの主張のようなもので、、まあ前述のとおりここは一般論としてって話。。実際一見かっこいい洋楽ロックと、かわいらしい邦楽ポップ、構成や弾きやすさ比べると、結構後者のほうが複雑で難しかったりするのです。


この前少し時間があったときに古いロックオン(雑誌)の記事をちょっと読んでたら今結構プロデューサー業で活躍してる人が、以前は硬派なロックバンドをやっていて、ポップに対する反骨精神でやっていたが、あるときにポップミュージックの凄さに気付いた、みたいな記事がありました。バカにしていたポップミュージックが実は凄く音楽に精通した人が、いろんなエッセンスを混ぜて昇華させて出来上がったのがポップミュージックである、ということがロックな音楽を突き詰めていったらわかってきた、っていう感じのお話でした。その方は今もバンドやっているらしいですが、それに気づいてからはシンプルなロックからさらにいろんなポップエッセンスを加えたオリジナリティあるバンドミュージックを創っているそうです。

何となくこの記事を読んだときに、ふとポップってなんだろう、ロックってなんだろう、っていうことをそのうちブログに書きたいな、って思ったわけなのです。まあ今回はそんな感じの一個人の意見的なお話でした。
ちなみに自分の音楽のジャンルのイメージですが、人に例えると、クラシックはとにかく高級なお召し物を着飾ってる人、ポップはオシャレな今風の服の人、ロックはモノクロベースなちょっと中二病の人、で、テクノは服どころか何もない人骨です。。みなさんは音楽のジャンルどんなイメージ持ってますか?

posted by shinjibtd at 23:54| Comment(0) | 日記